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今から約200年ほど前(寛政年間)に文化人として活躍した植木樹東氏(三和区島倉・植木家)が、俳諧の巨匠である「松尾芭蕉」を慕って村人の憩いの場所として、月見塚に「芭蕉の句碑」を建立しました。
この句碑には
雲おりおり 人を休むる 月見哉
と、心和む美しい句が読まれています。
この地に樹東氏が句碑を建立したのは、ここから三和区北代の大間城もよく見え、三国街道もここを通っていたことからではないかとされています。
現在、この句碑一帯を「月見塚」として整備され、句会が催されるなど、憩いの場として訪れる人も多くいます。