三和区大の東部の山地に所在した石質に軟らかい多少黄色味をおびた凝灰岩の山です。この山から切り出される石は、火に強く加工しやすいことから古くから五輪塔などの信仰物や石ふろ、石流し、敷石などこの地域の人たちの生活に重要な役割を果たしていました。伝説では、天智天皇の採掘許可書があったともいわれ、平安中期ごろから採掘が行われていたのではないかと言われています。 なお、大光寺石の名前は採掘した地域が大光寺という地名であったからです。